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巷で話題のfluentを、導入してみることにした。
だが、gem install fluent ってやるのはいかがなものか。
rubyのバージョンもあるが、いろいろなパッケージが勝手に入って、精神衛生上よろしくない。
fedoraをつかってるので、できればRPMにしたい。
でもSPECファイル書くの面倒くさいなぁと思っていたら、意外にも簡単にできました。
ざっくり流れを書くと
(1)td-agentのSRPMをもってくる。
(2)fluentの最新ソースをダウンロード
(3)td-agentパッケージを解凍して、SPECファイルを編集
(4)td-agentにはいっているautogen.sh、Makefile.amをfluentdのディレクトリにコピーし、編集
(5)fluentdをtarでアーカイブ
(6)ビルドに必要なライブラリ(libyaml-devel)をインストール
(7)rpmbuildでパッケージ化
ってなもんです。
他人のふんどしで相撲を取ってるようなもんですけど、以下に詳細な手順を記します。
【パッケージ作成手順】
(1)td-agentのSRPMSをもってくる。
ここ からパッケージをもってくる。(今回は、td-agent-1.1.3.1 を使いました。)
ちなみに、rpmパッケージは以下のコマンドで解凍できます。
# rpm2cpio td-agent-1.1.3.1-0.src.rpm | cpio -id
(2)fluentの最新ソースをダウンロード
ここから最新のfluentのソースをもってきます。
開発が活発なので、ひと月もたつとすっかり古くなります。
(3)td-agentパッケージを解凍して、SPECファイルなどを編集
SRPMを解凍して中身を修正します。
1 SPECファイルの編集
文字列"td-agent"を"fluentd"に置換します。
# sed -i s/td-agent/fluentd/g td-agent.spec
また、Version:を今回入れるfluentdのバージョンにします。
2 ファイル名変更
td-agent.init → fluentd.init
td-agent.spec → fluentd.spec
(4)td-agent-xx.xx.xx.tar.gzにはいっている以下のファイルをfluentdのディレクトリにコピーし、編集
・autogen.sh
一緒にコンパイルするruby、その他モジュールのバージョンを変更します。
せっかくなので、新しいバージョンでパッケージ。
download "http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9" "ruby-1.9.3-p125.tar.bz2"
download "http://rubygems.org/downloads" "json-1.6.6.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "msgpack-0.4.6.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "iobuffer-0.1.3.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "cool.io-1.1.0.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "http_parser.rb-0.5.3.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "yajl-ruby-1.1.0.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "jeweler-1.8.3.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "psych-1.3.2.gem"
・Makefile.am
一緒にパッケージ化したいプラグインを追加します。
PLUGINS = \
fluent-plugin-td-0.10.6.gem \
fluent-plugin-hoop-0.1.2.gem \
fluent-plugin-zabbix-0.0.1.gem \
fluent-plugin-scribe-0.10.7.gem \
fluent-plugin-hipchat-0.1.0.gem \
fluent-plugin-forest-0.1.0.gem \
fluent-plugin-cassandra-0.0.2.gem \
fluent-plugin-mongo-0.6.7.gem
また、td-agentという文字列をfluentdに一括置換します。
# sed -i -e s/td-agent/fluentd/g Makefile.am
・td-agent.prelink.conf
ファイル名を、fluentd.prelink.confに変更します。
・configure.in
そのままコピーします。
・td-agent.conf
fluentd.confとしてコピーします。
(5)fluentdをtarでアーカイブ
ディレクトリ名をfluentd-0.10.18 のような名前にして、fluentd-0.10.18.tar.gzのように
アーカイブします。
これを、td-agent-xx.xx.xx.tar.gzと入れ替えます。
(5)ビルドに必要なライブラリ(libyaml-devel)をインストール
fedoraだと、標準のリポジトリにあるので、yum install libyaml-devel すればよいです。
CentOSだと用意されていないので、EPELから持ってきてください。
→td-agent-1.1.4では、BuildRequiresにlibyaml-develが追加されたようで、ないと先に進めません。
1.1.3ではエラーは出るがとりあえずコンパイルが走った。
(6)rpmbuildでパッケージ化
あとは、各ファイルを所定の位置に配置して、コマンドを実行です。
# rpmbuild -ba fluentd.spec (ポチっとな)
これで完了。
やっぱり SRPMがあると、パッケージ化が楽ですね。
だが、gem install fluent ってやるのはいかがなものか。
rubyのバージョンもあるが、いろいろなパッケージが勝手に入って、精神衛生上よろしくない。
fedoraをつかってるので、できればRPMにしたい。
でもSPECファイル書くの面倒くさいなぁと思っていたら、意外にも簡単にできました。
ざっくり流れを書くと
(1)td-agentのSRPMをもってくる。
(2)fluentの最新ソースをダウンロード
(3)td-agentパッケージを解凍して、SPECファイルを編集
(4)td-agentにはいっているautogen.sh、Makefile.amをfluentdのディレクトリにコピーし、編集
(5)fluentdをtarでアーカイブ
(6)ビルドに必要なライブラリ(libyaml-devel)をインストール
(7)rpmbuildでパッケージ化
ってなもんです。
他人のふんどしで相撲を取ってるようなもんですけど、以下に詳細な手順を記します。
【パッケージ作成手順】
(1)td-agentのSRPMSをもってくる。
ここ からパッケージをもってくる。(今回は、td-agent-1.1.3.1 を使いました。)
ちなみに、rpmパッケージは以下のコマンドで解凍できます。
# rpm2cpio td-agent-1.1.3.1-0.src.rpm | cpio -id
(2)fluentの最新ソースをダウンロード
ここから最新のfluentのソースをもってきます。
開発が活発なので、ひと月もたつとすっかり古くなります。
(3)td-agentパッケージを解凍して、SPECファイルなどを編集
SRPMを解凍して中身を修正します。
1 SPECファイルの編集
文字列"td-agent"を"fluentd"に置換します。
# sed -i s/td-agent/fluentd/g td-agent.spec
また、Version:を今回入れるfluentdのバージョンにします。
2 ファイル名変更
td-agent.init → fluentd.init
td-agent.spec → fluentd.spec
(4)td-agent-xx.xx.xx.tar.gzにはいっている以下のファイルをfluentdのディレクトリにコピーし、編集
・autogen.sh
一緒にコンパイルするruby、その他モジュールのバージョンを変更します。
せっかくなので、新しいバージョンでパッケージ。
download "http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9" "ruby-1.9.3-p125.tar.bz2"
download "http://rubygems.org/downloads" "json-1.6.6.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "msgpack-0.4.6.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "iobuffer-0.1.3.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "cool.io-1.1.0.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "http_parser.rb-0.5.3.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "yajl-ruby-1.1.0.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "jeweler-1.8.3.gem"
download "http://rubygems.org/downloads" "psych-1.3.2.gem"
・Makefile.am
一緒にパッケージ化したいプラグインを追加します。
PLUGINS = \
fluent-plugin-td-0.10.6.gem \
fluent-plugin-hoop-0.1.2.gem \
fluent-plugin-zabbix-0.0.1.gem \
fluent-plugin-scribe-0.10.7.gem \
fluent-plugin-hipchat-0.1.0.gem \
fluent-plugin-forest-0.1.0.gem \
fluent-plugin-cassandra-0.0.2.gem \
fluent-plugin-mongo-0.6.7.gem
また、td-agentという文字列をfluentdに一括置換します。
# sed -i -e s/td-agent/fluentd/g Makefile.am
・td-agent.prelink.conf
ファイル名を、fluentd.prelink.confに変更します。
・configure.in
そのままコピーします。
・td-agent.conf
fluentd.confとしてコピーします。
(5)fluentdをtarでアーカイブ
ディレクトリ名をfluentd-0.10.18 のような名前にして、fluentd-0.10.18.tar.gzのように
アーカイブします。
これを、td-agent-xx.xx.xx.tar.gzと入れ替えます。
(5)ビルドに必要なライブラリ(libyaml-devel)をインストール
fedoraだと、標準のリポジトリにあるので、yum install libyaml-devel すればよいです。
CentOSだと用意されていないので、EPELから持ってきてください。
→td-agent-1.1.4では、BuildRequiresにlibyaml-develが追加されたようで、ないと先に進めません。
1.1.3ではエラーは出るがとりあえずコンパイルが走った。
(6)rpmbuildでパッケージ化
あとは、各ファイルを所定の位置に配置して、コマンドを実行です。
# rpmbuild -ba fluentd.spec (ポチっとな)
これで完了。
やっぱり SRPMがあると、パッケージ化が楽ですね。
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